マンション生活40年
マンションに住んでかれこれ40年になります。
考えてみれば、小学校4年生からずっとマンション暮らしをしています。
約20年過ごした実家のマンションは築46年(418戸)。現在住んでいるマンションが築37年(575戸)です。
どちらも、いわゆる「大規模マンション」であり、間も無く築50年を迎えます。
一昨年、順番がまわってきて管理組合の理事をすることになりました(涙)。任期は2年間。運良く?副理事長(総務書記広報部会)の役職を拝命しました。
それまで管理組合の活動については、基本的に任せきりでした。年に一度の総会も予定があれば欠席(委任状を提出)。回覧板でまわってくる資料もざっと眺める程度です。
私は総務関係の副理事長でしたので月5回程度開かれる会議の準備や議事録作り、フロアー班で持ち回る役員の輪番表の管理など過去から引き継がれている年間のルーチンをこなすのが精一杯でした。
ただ、2年間の管理組合の理事の経験により、マンション資産の維持管理のために住民の方々(輪番で受けられた歴代理事長、副理事長、理事の皆様)が知恵を絞りながら想像以上の労力を割いてこられたことを身をもって理解することができました(感謝)。
同時に、大規模マンションの行末にも一定の不安を持つことになりました。
- 高齢化に伴う役員の人材不足
- 仕事量の増大
- 仕事内容の専門化
- 建て替えの判断(築50年を超えたら想定する必要がありそうです)
実際に管理組合の中で役割を担ったことで見えてきた様々な課題。
国や地方自治体は一体「マンション問題」についてどのような見解を持っているのか。そして、どのような対策をしているのか。
「マンション問題」を一つのテーマとしてブログをアップしていきます。