茨木市でおすすめのアートプロジェクト3選
今回は、身近に質の高いアートに出会える茨木市のアートプロジェクトを紹介します。

普段、アートを見にいくのは、京都や大阪の市内へ出かけることが多いですね。
質の高いアートを見るには、やっぱり都会へ出ないと。

最近、茨木市で面白いアートプロジェクトが展開されているみたいですよ。
京都や大阪で活躍しているアーティストの作品を身近に見ることができるようですのでご紹介いたしますね。
目次
HUB-IBARAKI ART PROJECT
概要 〜継続的なアート事業によるまちづくり
茨木市で、2013年度より毎年開催している「アートプロジェクト」です。
「まちなかでの作品発表」「6ヶ月の長期開催」「公募形式による展覧会」として「HUB-IBARAKI ART COMPETITION」として始まりました。
2016年からは、「HUB-ART IBARAKI PROJECT」と名称変更し、「継続的なアートによるまちづくり」をテーマに、公募で選出した1名の作家と共に、アートを通じてまちのことを考えていく機会を創出するプロジェクトです。
「HUB-IBARAKI ART PROJECT」は、「継続的なアート事業によるまちづくり」を目的に、大阪府茨木市で実施するアートプロジェクトです。茨木市に暮らす人々が、アート作品・作家との交流を通して、アートの本質的な魅力である「表現の豊かさ/美しさ」「探求心」に触れて、その体験をそれぞれの日常の中へ還元していくことのできるアートプロジェクトを目指します。
HUB-IBARAKI ART PROJECT とは
今年の取り組み 〜写真家 永井寿朗

今年の作家さんは、東京在住の写真家、永井寿朗さんですね。
作品《FIXATIF 2020-特別な場所》の発表を軸としたプロジェクトを茨木市内各所で繰り広げるようです。

何を目指してるアートプロジェクトなのかなあ?

子供の頃、多くのくの人が経験したチョークで路上や地面に絵を描く遊び。
この遊びの仕組みをアートに取り入れ、社会の仕組みを考察する手法として展開するようです。

子供の時、チョークで地面に落書きをしたことを思い出しました。
そこからどんなアートになるか楽しみですね。

歴史 〜まもなく10年、サンチャイルドから始まる

本プロジェクトは実は10年近くの歴史があるんです。そのルーツは2011年度の「茨木市彫刻設置事業」にまでさかのぼります。
2011年度事業ではヤノベケンジさんの《サン・チャイルド》
2012年度事業では名和晃平さんの《Trans-Ren(Bump,White)》
が恒久設置されたことから始まってるんです。

阪急南茨木駅まえにある巨大アートの《サン・チャイルド》は見たことがあるわ。茨木市では、アートプロジェクトが10年近く続けられているのですね。知りませんでした。




過去の作家 〜14人のアーティストが作品発表
- ヤノベケンジ
- 名和晃平
- NN.P.O
- 小宮太郎
- 高木義隆
- 藤本絢子
- 中島麦
- 稲垣元則
- 山城優摩
- 山下拓也
- つちやあゆみ
- 牛島光太郎
- 冬木遼太郎
- 永井寿朗
SOU ART PROJECT
概要 〜JR総持寺駅 アートプロジェクト

2番目にご紹介するアートプロジェクトは「SOU ART PROJECT」です。
JR総持寺駅で繰り広げられているプロジェクトなんです。

JR総持寺駅を利用したとき、確か壁に大きな絵画プリントが貼られていた印象があります!

2018年3月開業された時から、駅を行き交う人々が「生活の中でアートに出会う環境つくり」をすすめられています。
改札前の高さ2.6mの自由通路壁面に、有名・無名・地域・年齢に関わらず様々な作家の作品を大型プリントに展示して、絵画や写真、現代アートや児童がなど多様な表現が紹介されてます。

そうなんですね。確かに、いい感じの絵画や写真の大型プリントが気軽に見ることができるので、駅を利用するときには癒されています。



今年の取り組み

年に2回(春・秋)展示替えを行っているみたいだから、10月頃に新しい展示になると思うよ。

新しい展示になって、どんなアートに出会えるか楽しみですね。

あっ、それから駅コンコースで展示されている大型プリントの「元となっている作品」の展覧会も毎回開催されているよ。
「real SOU」という展覧会で、実際の作品が見れるから楽しいよ。

大型プリントの元となった作品、生の作品を見れるのは嬉しいですね。「real SOU」展覧会も、是非見に行きたいです!
第5回 real SOU 「Walking」ほんもの作品展会期は、下記日程に延期となりました。
2020年9月18日(金)〜22日(火・祝)→ 詳しくは、こちらで紹介いたします!

過去の作家
- 上田匡史(うえだただし)
- 舩井裕(ふないゆたか)
- 吉岡千尋(よしおかちひろ)
- 松田啓佑(まつだけいすけ)
- 岩田小龍(いわたこたつ)
- 冨倉崇嗣(とみくらたかし)
- 三宅砂織(みやけさおり)
- 茨木市在住の小学生27名
- 橋本良平(はしもとりょうへい)
- 長谷川一郎(はせがわいちろう)
- 岡本啓(おかもとあきら)
- ミヤザキ
- 安田知司(やすだともし)
- 濱中徹(はまなかとおる)
- 高倉大輔(たかくらだいすけ)
- 松井智恵(まついちえ)
- 宇仁英宏(うにひでひろ)
- 鈴木崇(すずきたかし)
- 古畑大気(ふるはたたいき)
- THE COPY TRAVELERS(加納俊輔・迫鉄兵・上田良)
茨木映像芸術祭

3番目に紹介するアートプロジェクトは「茨木映像芸術祭」です。
今年初めての取り組みらしいです。
現在、作品公募が進んでいます。

今年から始まる映像作品のアートプロジェクト!
どんな作品が選ばれるか楽しみですね。
概要 〜8分19秒の映像 光が地球に届く時間
太陽の光が私たちに届く時間が、8分19秒。

そもそも映像とは実態のない光によって生み出されます。以下に、概要を引用します。↓
現代社会においてアートの発信方法や鑑賞のかたちは様々です。個人的な表現でさえ誰もが等しく公に発信できるようになり、誰もが世界中の作品を容易に閲覧できるようになりました。
しかし、世の中にあふれた膨大な画像や映像を選択し向き合うことは難しく、多くの表現がこの瞬間にも通り過ぎてゆきます。
表現方法や鑑賞形態が多様化する中で今一度「つくること・みること」について考えることはできないでしょうか。いつの時代も自己や社会と真摯に向き合ってきたアートを「光」と捉え、今という時代の表現を地域を越えて多くの人に届けます。
時間と密接に関わる「映像」が、過去と現在をつなぎ、勇気を持って未来に踏み出すものになることを願って。
茨木映像芸術祭 概要ページ
現在作品公募中 〜締切りは、令和2年12月18日
2020年、大阪府茨木市で新しい芸術祭、「茨木映像芸術祭/Ibaraki Film Arts Festival」がスタートします。8分19秒以内の映像作品を地域・年齢問わず幅広く募集します。
8分19秒とは「太陽から私たちに光が届くまでの時間」であり、本芸術祭は実体のない光の作品である「映像」をテーマとした短編映像コンクールです。
作品は審査員の選考によって各賞が与えられ、入選作品はインターネットで一般公開されます。併せて上映イベントを開催し、広く鑑賞いただける場を設け、市民生活の中でアートに触れる機会を提供します。
茨木映像芸術祭 作品募集ページ
まとめ
茨木市では、アートを生かしたまちづくりが進められています。
大阪や京都市内ではない、ベッドタウン茨木市ならではのアートを楽しんでください。